ちょうど5年前の今頃、私は坊主頭でした。
もう少しさかのぼって、5年前の2月末。私はスキンヘッドになりました。
病を患ったわけではなく、自らの意志でツルッツルにしたのです。
近しい友人などには話をしたことはありますが、こうやって公に書いちゃうのは初めてです。
やっと知らない人にも言えるくらい、その時の私も受け入れられるようになりました。
前向きな気持でスキンヘッドにしたわけではないので、その時の写真は一枚もありません。
ずっと帽子をかぶり、自分以外の人にその姿を見せることもありませんでした。
そうなんです。5年前の私は、人生で一番落込んでいた時期でした。
子育てのことも仕事のことも、家族のことも、すべてにおいて思うように物事が進まず、
誰も私の気持をわかってくれない、と心が大爆発。
その怒りのままに髪をはさみで切り、それだけにとどまらずバリカンで刈り、しまいにはカミソリでツルツルにまでしてしまったのです。
正直、カミソリを取り出した時はもう、怒りの感情よりも、いかにツルツルに仕上げるかに集中し、それをきっかけに冷静さを取り戻したといってもいいかもしれません。
夜中のことだったので、翌朝、私の姿を見た家族は言葉を失ってしました。
ま、当然ですよね。
そんな、帽子を手放せない頃、じょいふるピアノハウスの池田薫さんと会ったのです。
きちんと自己紹介をしたわけでもないのに、少し話をしただけで、私が一番モヤモヤしていることを言い当てられ、「わかってくれた人が居た！！！」とものすごくうれしかったのをはっきりと覚えています。
それが子育てセミナーを受けるきっかけでした。
先日、部屋の大掃除をして、大きな段ボール１コにも収まらないほどの育児本を買ったことに気づきました。
もちろん読んだときは、うん、そうだよね、そうそう。と理解。
しかし実際は、子ども寝顔に「今日も怒ってばかりでごめんね。ごめんね。」と謝る毎日だったのです。
なかなか思うように過ごせないモヤモヤの毎日が、目に見えてスッキリはっきりしたのが、
じょいふるピアノハウスで受けた子育てセミナーでした。
今でももちろん、子どもを怒ってしまうことはありますが、感情に流されることなく、何をどう怒っているのか、を子どもに伝えられるようになりました。
そして間違いなく大きく変ったのは、
『明日が来ることが待ち遠しい』私になっていることです。
そんな私を手に入れられたとても大切なきっかけを、ぜひ皆さんにもお伝えしたい。
子どもの感性を伸ばすアプローチ～子育てセミナー～は、いわゆる子育て論ではありせん。
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