カミダノミ

私の本業は、お店の女将です。
お客様と日々たくさんお話をさせていただいております。

先日の、あるお客様のお話がとても興味深かったので書き留めておきます。

ご先祖のお墓参りをした時に、先祖に頼み事をするのではなく、報告をした方が良い。と言う話。

毎朝、子どもの登校に途中までついて行くのに、必ずご先祖のお墓の前を通るので、
子どもたちを見守ってくださいとか、
家族が健康でいられるように、身体の悪いところは取り除いてくださいとか、
私が◯◯(苦手なこと)が出来ますように、などといつもお願いをしていました。

昔は、何かピンチのあったときに、
『神様、助けてください!』ともよく心の中で言った気もします。

神様がいない、とか、そんなことを言うつもりはないのですが、

自分以外の誰かに頼むってことは、
それが叶わなかった時に、

なんで私を助けてくれなかったの?
なんで私ばかりこんな目にあうの?
祈りが足りなかったから叶わなかった。
◯◯のせいでこうなった。

と、求めていなかった結果に対し、自分以外の何かのせいにしたくなるかもしれません。

それよりも、こうなりたいと思ったことに、明日その結果を得られるためには、今自分が何をした方が良いか、そう考えると、
苦手なことや辛いことも、明日の自分が笑って過ごせるためには、やれそうな気がするのです。

明日の私が、何年先の私か、自分の未来のある時点の私が、ニコニコ笑っていられるには、今、何をするか、
最近、そう思うことで、前に前に進めるようになりました。

だからお墓参りで、
『いつも見守りありがとうございます。子どもたちと笑顔ですごせています

そう報告すれば、ご先祖様たちも安心するかもしれません。

そして、誰かのせいにして、イライラしたり、悲観的になることも少なくなるかもしれません。

子ども感性を伸ばすアプローチ
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